こんにちは!カズです!
よく会社では、『成果を出せ!』と言われています。また、『プロセスが大事だ!』とも言われる。どっちやねん!ってツッコミたくなるのは、僕だけでしょうか?この疑問について、少し考えてみたいと思います!
◎ 僕の疑問
僕の疑問は、この2つ言葉に矛盾が生じることがあるように思えるのです。例えば、どんなに優れた『プロセス』を踏んだところで、必ずしも『成果』に繋がるとは限らない。同様に『成果』が出ているときは、必ずしも完璧な『プロセス』を踏んでいるとも限らないのではないでしょうか?
それでは、そもそも『成果』や『プロセス』とはなんなでしょうか?
◎ 成果とは?
Google先生に聞いて見ますとこのように書かれています。
あることをして得られたよい結果。「研究の成果」「成果をあげる」
会社では、部や担当のレベルで目標が立てられていて、それに沿って個人の目標を立てさせられますね。その目標に向かって努力することで、得られたよい結果のことを『成果』というのでしょう。
プライベートでも同様でしょう。サッカーや野球などのスポーツであれば、全国大会などの組織としての目標や、ドリブルやシュート、ホームランなどの個人目標に対して努力したことにより得られた結果を『成果』と呼ぶのでしょう。
◎ プロセス
こちらもGoogle先生に聞いて見ましょう。
1 仕事を進める方法。手順。「作業のプロセス」
2 過程。経過。
3 コンピューターでプログラムなどを動作させる際、CPUが実行するひとまとまりの処理の単位。
4 ⇒製造プロセス
ここで言う『成果』とは、1を指すのでしょう。つまり、目標に向かってどのように仕事を進めていくのかをプロセスと呼びます。
◎ なぜ、矛盾が生じるのか?
結論を言ってしまえば、求めているのは、『プロセス』ではないのです。『成果』なのです。なぜならば、どんなにすばらしい『プロセス』であっても『成果』を伴わない『プロセス』は、誤りがあるからなのです。
たとえば、あなたが起業したとしましょう。そこで社員が「いやー完璧なプロセスで対応したのですが、プロジェクトは失敗しました!1億の赤字です!」といわれた際に、「確かにプロセスは正しい!よくやった!!」って言いますかね?僕なら言いませんね。
じゃあ、なぜ、『プロセス!プロセス!』と言われるのでしょうか?それは、簡単です。過去の実績をもとに妥当と有識者が認めたプロセスの通りにやった方が失敗が少ないからです。あくまでも少ないというだけで、成功を保証しているわけではないのです。
また、会社で決めたプロセスに則ってやった結果、失敗したのであれば、本人への責任は問われなくなります。(減ると言ったほうが正確かもしれませんが。)しかし、それを逸脱して失敗した場合は、全責任が本人になります。
では、会社で決められたプロセスに沿って失敗した場合の責任は、誰になるのでしょうか?課長?部長?社長?違いますね。社員全員ですね!極端の話をすれば、倒産となることだってあるでしょう。
逆に『プロセス』がダメで『成果』が出ていた場合は、どうでしょう?(倫理道徳や法律に反することはなしとして考えてください。)「どうして『成果』が出たのだろう」と、その『プロセス』から、何かを学ぼうとしませんか?そう!!
『成果』が出ている『プロセス』が正しい『プロセス』となるのです。
◎ まとめ
計画を立てることは、すごく大切なことです。目標を立て、『プロセス』を考え、そして実行する。その『プロセス』に誤りがあれば、速やかに新しい『プロセス』を考えるのです。それを如何に柔軟に考えられるかが重要となるのです。
正しい『プロセス』なんかは重要ではない。重要なのは、『成果』を出した『プロセス』である。それが、正しい『プロセス』となるのだから
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